2012年08月28日

大阪府知事選・大阪市長選 大阪のかたち問う 知事選7氏が立候補 2011年11月11日

大阪府知事選・大阪市長選 大阪のかたち問う 知事選7氏が立候補
朝日新聞デジタル 2011年11月11日
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000421111110001

 橋下徹前知事の辞職に伴う知事選(27日投開票)が告示された10日、立候補を届け出た7人は府内各地で有権者に政策を訴え、支持を求めた。17日間の選挙戦は、民主党府連が支援、自民党府連が支持する前池田市長の倉田薫氏(63)、共産党が推薦する弁護士の梅田章二氏(61)、大阪維新の会公認で前府議の松井一郎氏(47)の新顔3人を軸にした激戦となりそうだ。

 ●倉田氏

 倉田薫氏(63)は大阪市北区の選挙事務所前で第一声をあげた。スタッフの上着やのぼりは、26歳で池田市議に初当選した時と同じ赤で統一。13日告示の大阪市長選で再選を目指す平松邦夫市長ら府内の首長18人に囲まれて「ガンバロー」と拳を突き上げた。

 午後は府庁前で演説し、集まった府職員らに「府民目線で仕事ができるか、きちっとチェックします」。大阪市役所前では「(府と市の)人事交流、文化交流をやりましょう。協調と連携で解決できる」と訴え、拍手を浴びた。夜は池田市でも演説した。

 ●中村氏

 大阪維新の会とは別の政治団体「二十一世紀日本維新会」代表の中村勝氏(60)は府庁前で「15歳以下の医療費の完全無料化、老人医療費の外来初診時の無料化、公立中高一貫教育校の設置。この3点の実現を目指す」と第一声。堺市内などで街頭演説した。

 ●赤坂氏

 スマイル党総裁のマック赤坂氏(63)も府庁前で第一声。「大減税と小さな政府を目指す」「クリーンな大阪を目指し、府内を全面禁煙にする」「うつ病による自殺をなくす」などと訴え、「スマイルで大阪中を元気にする」と笑顔を振りまいた。

 ●岸田氏

 元府職員の岸田修氏(70)は、府庁内で報道陣の取材に「政党色のある知事はいらない。無党派層の府民代表として戦う」と述べた。「府の最大の課題は財政再建」として、自らも費用をかけずに選挙活動をするという。午後は南海難波駅前で支持を訴えた。

 ●梅田氏

 梅田章二氏(61)は午前9時過ぎにJR大阪駅前で第一声をあげた後、大阪市内の駅前など10カ所以上で街頭演説。同市城東区のJR鴫野駅前では、大阪維新の会が提案する教育基本条例案について「生徒たちを行き過ぎた競争に駆り立てる。断固反対する」と訴え、拍手を浴びた。

 JR大阪駅前では共産党の山下芳生参院議員が「独裁を許さない動きが党派を超えて広がっている」と応援演説。南海難波駅前の演説には志位和夫委員長が駆けつけ「府民が主人公の府政をみんなの力で作ろう」と支持を訴えた。

 ●松井氏

 松井一郎氏(47)は、第一声をあげた南海難波駅前で、大阪市長選にくら替え出馬する橋下徹前知事と並んでマイクを握り「二重行政を解消し、大阪の景気を回復させる」と訴えた。

 東大阪市や八尾市でも、2人はそろいの緑色のジャンパー姿で街頭演説。橋下氏は「僕の府政運営は松井さんがいなければできなかった」。松井氏は「大阪を変えるには(同じ方向性の)知事と市長が必要だ」と拳を振り上げた。夜には再び2人で河内長野市などで演説した。

 松井氏は知事選立候補に伴い府議を自動失職した。

 ●高橋氏

 元中学校教諭の高橋正明氏(69)は、大阪維新の会が提案する教育基本条例案の「廃止」を公約に掲げる。府庁前での第一声で「教育の成果は、企業のように『成績』だけで評価できない。学力向上の前に人間づくりが必要だ」と力を込めた。

 ■主な3候補者の訴え

 ◎倉田 薫氏 住民目線の施策府が支える

 府内の隅々を走り回り、顔と名前と実績とビジョンを訴えていきたい。池田市政に思いはあるが、職員に後を託し、新しいステージに挑戦する。府内の市町村長、880万府民と一緒に、元気で明るく楽しい大阪をつくるための戦いに臨む。

 この選挙の争点は「大阪都」オンリーのように言われているが、違う。(大阪都構想は)中学生に「お前が20歳になったら、お父さんがいい車を買ってやる」と話をしているのと一緒。大都市問題は、まずは地方自治法の抜本改正が必要だ。せっかく関西広域連合ができた。「大阪都」と言わなくてもいい。広域連合の枠組みで頑張っていく。

 先生にきつい条例を課して「処分するぞ」と尻をたたくのは教育の理念に反する。先生が笑顔で子どもに接することが出来る現場をつくろう。

 これからは市町村が中心だ。市町村が住民目線で特色ある施策を展開する。それを府は支えていく。また、政府に物を言う府でないといけない。成長戦略、経済振興、活性化は府として独自のプランを示さなければならない。府と市の連携も大事だが、府と中央政府の連携と協調も必要だ。=北区の選挙事務所前で

 ◎梅田 章二氏 環境・福祉充実させ景気上昇

 独裁府政が続いたら、大阪は民主主義の危機に直面する。これをストップしなければならないとの思いで出馬した。大阪を独裁の拠点にしてはならない。

 東日本大震災と原発事故の教訓を受け止めなければならない。大阪でも東南海地震、南海地震が連動すれば大地震が予想される。府民の命と暮らしを守ることが第一。防災に強い大阪を作るために奮闘する。

 前知事の府政は行政サービスを徹底的に切り捨てた。私は、中学を卒業するまでの医療費無料化を実現し、保育所を増設して待機児童を解消する。子どもからお年寄りまで安心して暮らせる大阪を目指す。

 非正規労働者の待遇を改善し、正社員化を求める。最低賃金千円以上を確保し、安心して働ける労働環境を求める。大阪経済が低迷するのは、予算が大企業、大型開発に向けられてきたからだ。中小零細企業をしっかり支えてこそ、大阪の景気上昇につながる。

 そのためには雇用をつくる。住宅リフォーム助成制度や太陽光パネル設置助成制度、保育所や特別養護老人ホームの増設など、環境や福祉を充実させる公共事業に予算を振り分け、大阪の景気をよくする。=JR大阪駅前で

 ◎松井 一郎氏 スピード感ない行政変える

 府と大阪市の壁をなくして広域行政を一元化し、大阪の経済、医療、教育を再生させる。府と市の二重行政、税金の無駄遣い、スピード感のない行政運営を変えたい。

 大阪は失業率が高く、個人所得は低いままだ。なぜか。狭いエリアの中心に、府と大阪市の巨大な役所があるからだ。水道料金は、府の42市町村が一体化した企業団に大阪市が入れば、すぐに下げられる。平松邦夫市長は市民ではなく、市役所にいる人たちに気を使っているから、それは出来ない。平松市長と(知事選に立候補した)倉田さんは、水道事業について政策協議をしないままタッグを組んだ。マニフェストもまったく調整していない。

 昨年、大阪維新の会を立ち上げてから、集会を500回以上開いた。「大阪を変えてくれ」「教育を変えてくれ」「子どもの将来が心配だ」。そういう声を聞いた。知事と大阪市長が同じ政策、同じ方向性、同じスピード感で走り出さないといけない。大阪には時間はもうない。

 府と大阪市の各4兆円の財布を一元化すれば、5%削っても4千億円の財源ができる。府と大阪市を解体して新しい役所をつくる。=南海難波駅前で
posted by 結 at 03:55| 重要 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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